2020年8月30日(日)
大工さんにお願いしたシロアリ被害の修復がほぼ終了
5月に羽アリが発生してから(シロアリ)3ヶ月
当初、自分でやるつもりでシロアリ退治と補修を始めました。
しかし進めるうち被害の大きさに意気消沈・・・柱の下がなくなっているところも発見
(シロアリと長年の水腐れにより)
週2回、通いながらのセルフ修理に限界を感じ、大工さんにお願いしました
振り返ってみると全面リフォームに近いような・・・気がします
修復を終えた「しょう庵」
①玄関 上り框の交換
羽アリが一番多く発生していたところで、畳まで食べられていました。
セルフで「オガクズ+木工ボンド」で穴埋めしてから塗装するつもりだった
途中まで進めましたが、新しい物と交換してもらいました
下から相当食べられている
キクイムシの穴も多くあった
新しい杉の上り框に交換してもらった
②床の間周辺の修理→布団収納できる押入れに
「床の間」の床下が一番ひどかった場所で、セルフを断念するきっかけの場所です
布団を収納する押し入れがないので、この部分に奥行きをもたせて布団収納できるようにしてもらった
床の間にベニヤ板がはってあり、見栄えが悪い
ベニヤを剥がすと、もともとあった床板が出てきたが穴だらけ
シロアリと水腐れ
土壁がやっかい
この部分は柱下部分がありません!
大引きもボロボロでした
床下には防水シート・真砂土を入れてもらう
(コンクリートをはるのはコストが高くて断念)
被害の大きい部分は壁土も取り除いて柱の下半分を交換
結構、大がかりになってしまった
布団収納できるように少し外へ出っ張らしてもらう
完成 収納力がアップ
③床下の整理とフローリング
床の間となりの6畳と4.5畳
床下に古いベニヤ板や木材がぎっしり詰まっていて風通しが悪い状態でした
ここも全て剥がして床下の整理とフローリングをお願いした
床の間の隣、6畳
4.5畳
床下の不要物を整理して貰ったあと
不要物をここに残したままフタをしていたらしい
昔は織物の機械(織機)が置いてあったらしいコンクリートの基礎が3カ所出てきました
6畳と4.5畳を一部屋にまとめてフローリングへ
⑤縁側の貼り替え
ベニヤ板をはってあった部分を剥がし、フローリング材に交換してもらった
ベニヤ板
フローリングへ
下には防湿シートと真砂土
⑥洋室、小部屋のフローリング
塩ビシートを貼ってあった収納用の洋室
床下には床下乾燥機が設置してありましたが
大工さんに剥がしてもらうと、床下は不要な板で仕切られていて風通しが悪く、乾燥機が機能してなかったことが判明
乾燥機も20年前のものなので新しい物へ交換
床下不要物の整理、防湿シートと真砂土を敷いてフローリング
新しい乾燥機2台を設置へ
フローリング前の床下材を貼ったところ
古い床下乾燥機
⑦脱衣場の床交換
塩ビシートを貼った床がブカブカしていたので、ここも貼替えを依頼した
剥がしてもらうと
現役のシロアリが活動していた
薬剤を散布後、フローリング
⑧縁側天井板の一部貼りかえ
以前、住んでられた方が、屋根裏に小動物が侵入したため修復を依頼した大工さんが、簡単にベニヤ板を貼った部分。見栄えが悪いので同じような天井板に貼替えて貰った
貼りかえ前
貼替え後
⑨台所の石膏ボード貼替え
台所の天井に雨漏りしたような跡があった
同じ石膏ボードが押し入れから出てきたので交換して貰った
交換前
天井裏にスズメバチの古い巣が残っていたことから、雨漏りではなくスズメバチの巣から落ちてきた物質(蜜?排泄物?)によるシミだった
➉天井裏への階段設置
収納スペースが少なく
農機具も玄関に置いてあります。これをなんとかしたかった。大工さんに相談すると古民家の屋根裏には広いスペースがあるので、階段をつけて使えるようにしたら・・・とのアイデアに階段設置を依頼しました。
階段設置予定の玄関、農具をここにしか置けないので、玄関は物置状態
大工さんが切り抜いたところ
ホコリがごっそり落ちてきて頭から被って真っ黒になったそうです
立派な階段梯子が完成(ちょっと感動)
天井裏には広い空間が広がる
しかし真っ暗、ホコリまみれ
あまりにものホコリと暑さで、ここは当面このままにしておいて涼しくなってから作業することにします。
⑪屋根周りの小動物進入口を塞ぐ
古民家は隙間が多く、昆虫や小動物が侵入してきます
小動物が侵入できる大きさの隙間を防ぐべく、以前住まわれた方が業者に依頼したところは簡単に表からベニヤ板を貼られただけ。
あまりにも見栄えが悪く・・・ここも大工さんにお願いしたところ天井裏に入って内側から隙間を埋めてくれました
ベニヤ板で防ぐ・・見栄え悪い
最近の進入口、このような隙間も埋めて貰った
大工さん、最終のベニヤ板剥がし
これで完了
⑫屋根、垂木の下がった部分の補修
屋根が下がっている部分が一カ所あった
大工さんに話したら、天井裏へ上がったときに修復してくれました。
誰かが屋根に上がったときに垂木を止めてあった釘が折れてしまっていたとのことで、ここは簡単に補修できたようです
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